お店の前で、親御さんが子どもにこう話しているのを何度も聞きます。
「タコスは辛いからダメね」 「辛いんだよ。タコスって」
ん~~~~~~違います。 辛くない! タコスは辛くない
辛いのはサルサ(ソース)なんです。 *サルサ:スペイン語ソースの意
タコスを食べるときにかけるサルサで辛さの調整をします。 タコス自体は辛いものじゃないんです。
タコスというのはトルティーヤ(トルティージャ)と呼ばれる、とうもろこし粉や小麦粉から出来る皮で、お肉や野菜,魚などを包んだメキシコのもっともポピュラーな国民食です。
子供から年配の方まで、まさに老若男女が毎日口にしている食べ物です。中身の具材はもちろん、サルサも色々あります。激辛なものから全く辛くないものまで様々あるんです。
サルサは全て辛い訳ではありません。使われるチレ(香辛料)やスパイスによって味も辛さも変わります。
チレは辛さのレベルも様々ですし、組み合わせや量によってサルサの種類も変わっていきます。
本場メキシコでは、お店によってサルサの味に違いがあって、同じタコスでも違いがあるのでそれを発見するだけでも楽しいです。
顔が真っ赤になるほど辛いサルサのお店もあれば、具材の味を引き立てる控え目なサルサもあって、お店ごとのサルサの特徴を見つけたときはけっこう感動します!
当店では、甘口と辛口の手作りサルサを用意してます。 辛いのが好きな人も辛いのが苦手な人も、調整しますから気軽に声をかけてください
(辛口と言っても、やや辛です。 辛党の方のために激辛のハバネロソースも用意してます)
チレはメキシコで仕入れています。
メキシコの市場はとても広くて、たくさんの物が売られています。
牛の頭や血抜きされた鳥はそのまま店頭に並んでいますし、野菜や果物は1キロ単位で売っています。
チレも当然のように専門店があります。この辺は日本とは違う気がします。
初めて見たときは種類も多く、また区別もつかないような様々チレがあって驚きました。
同じチレであっても、生のものや乾燥させたものなどいくつかの違いがありました。
こうしたチレをいくつかブレンドして、オリジナルのサルサを作ってます。
メキシコ人のママ直伝のサルサのレシピは、門外不出です!是非、食べに来てください。
日本人の口に合うようにアレンジもしていますのでご安心ください。
甘口サルサは、全く辛くないのでお子様でも大丈夫!(1歳の子も大好き!!)
一口食べたら…
この笑顔😋
だから、『タコスは辛い』なんて先入観を捨てて是非食べてください。
辛さは調整できます。
というか、好みは辛さは人それぞれですからもっと色々なサルサが用意できればいいなと思ってます。
まだまだ研究の余地も伸び代もあるところですので、もっと精進していきたいです。
ありがとうございました。